こんにちは。Living in Peace(以下LIP)で副理事長を務めております木下です。
今回は、前回簡単に書いた2つのプロジェクトにおける雰囲気・文化・メンバーの性格の違いを、
具体的にお伝えしてみようと思います。
教育プロジェクトとマイクロファイナンスプロジェクトの違い
マイクロファイナンス(以下MF)プロジェクトは性質上、金融の専門知識や英語力が必要な場面も多く、
メンバーの職業も銀行・証券など広義の金融、コンサル、会計士などに半数以上偏っています。
また全体的に「己」を持っているメンバーが多く、毎週都内某所で行われている2時間程度の
ミーティングは、いつもなかなかの緊張感です。
例えば発言も要点を絞って論理的に短時間で話すことを求められるので、ミーティングにいらした
見学者の方たちが、驚かれることも多いようです。正直、本業よりも心地良いスピード感があります。
(引き込まれるか、ドン引きされるか、という「諸刃の剣」でしょうか…)
ここまで書くと非常にドライな集団かと思われるかもしれないのですが、その分結束力はとても強く、
プロジェクト以外のところでメンバー同士、よく遊んでいますし、飲み会も多いです(笑)
一方、お隣の教育プロジェクトですが、こちらのメンバーでも一番多いの職業は金融系であるとはいえ、
MFプロジェクトに比べると多様な人が揃っています。
ミーティング時はMFプロジェクトの緊張感と全く異なり、まったりした雰囲気が流れています。
ただしミーティング手法などについて言えば、前日までにきっちりアジェンダを上げて、決められた時間で
話すという、ほとんど同じ運用ですので、この違いは単純に個々人の性格に起因しているように思えます。
良く言えば「協調性がある」、悪く言うと「気を遣い過ぎ」。
どうして2つのプロジェクトでここまで違うのか、プロジェクト結成時からいる私などは不思議で仕方ない
のですが、貧困削減という同じ「括り」とはいえ、国内と国外で支援対象も手法も全く異なることが主な
要因なのでしょうか。
途中に少し書きましたが、LIPは両プロジェクトとも、毎週開催しているミーティングへの見学が可能です。
ここまで読んで気になられた方がいましたら、是非プロジェクトのそれぞれの雰囲気を生で感じてください。
(マイクロファイナンス・プロジェクト)http://www.living-in-peace.org/mf_recruit/
色んな職業、性格の人たちの坩堝と化している団体ですが、みな志が高く、一つの目標に向かって
邁進する素敵なメンバーです。一緒に活動できて本当に楽しいです。
このぐらい書かないと後で怒られそうなので、もう一度繰り返しますが、土曜日曜は本当に楽しいです(笑)
さて、これだけ文化が異なると両プロジェクト間で衝突することもあるのですが、それはまた次回にでも。
それではまた。
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