2012年3月14日水曜日

Monthly Newsletter vol.15

Posted by lipedu On 13:37 No comments
平素よりLiving in Peaceをご支援いただき、誠にありがとうございます。
ニュースレター第15号をお届けいたします。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

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目 次

(1)寄付の状況 
(2)活動報告
(3)今月の一冊 
(4)ロンドンだより
(5)LIPメンバーからのメッセージ 
(6)LIPの活動をお話させてくれませんか?
(7)LIPメンバー募集のお知らせ
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(1) 寄付の状況

基本情報(括弧内は1月分)
寄付者数 254名( 230名 )
寄付金総額 2,524,000円( 2,073,000円)
2月分の寄付金 451,000円( 381,000円)
※2012年2月29日現在。


(2) 活動報告 ~2月交流会~

2月26日、今年2回目の交流会は、子どもたちからのリクエストがあった「バレーボール」
でした。愛児園から歩いて小学校の体育館に到着。

さっそくバレーボールが始まる、と思いきや、体育館にあるモノに興味津々。

私も跳び箱に挑戦!今の跳び箱はぶつかってもケガしないようになっているんですね。

続いて、フラフープ、壇上のピアノを弾いたり、マット運動をしたり、ひとしきり遊んだ頃には
コートが完成し、バレーボールがスタートです。

「声だしていこう~」
「よ~し、いい感じだ」
「きゃー」
「やった~」
「おお~」
「ごめ~ん」

チームプレイならではの「円陣」を組んで声をかけ合い、みんなで運動していると、
寒い冬の体育館でも、身体もホカホカ。
失敗しても励まし合い、成功したら喜び合う。チームプレイの楽しさを、子どもたちと先生方、
そしてLIPメンバーも感じた時間でした。(渡邊)

(3) 映画紹介

レールズ&タイズ
2007年アメリカ
アリソン・イーストウッド監督作


トム(ケビン・ベーコン)は旅客列車の運転中、自殺目的で踏み切りの中に車で入ってきた女性を轢いてしまう。また、妻のメーガン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は末期ガンを患っており、夫婦の間は冷え切っている。

事故で母親を亡くしたデイビーは、仕事を謹慎中のトムの家に、母親を殺された怒りをぶつけにやってくる。デイビーをかくまっているうちに、トムとメーガンは夫婦としての絆を取り戻し、
デイビーとの間も家族のような関係になっていく・・・・・・。
アメリカの里親社会の一端がかいま見られる一作。
トムとデイビーが鉄道模型を通じてうち解けていくシーンもさりげなくジーンとくる。

(4) ロンドンだより

里親制度とは、実親と暮らすことのできない子どもたちが、別の家庭で養育を受ける制度のことです。新しい親子関係を形成する養子とは異なり、里親制度の元ではあくまで実親との親子関係が継続します。

イギリスでは、実親と暮らすことのできない子どもたちのうち、8割前後が里親制度の元で養育されています。この里親の中にはいくつかのカテゴリーがあり、数日間単位のものから、数年、もしくは子どもが自立するまでの長期に渡って養育を行うものなど様々です。その他、障害等を持つ子どもを一時的に預かったり、罪を犯した子どもが裁判所の審判を待つ間の滞在先を提供したりする里親もあります。
里親のもとに来る子どもたちの中には複雑な課題を抱えているケースもあり、彼らが安心して生活できる環境を提供するためには子どもの心理に関する深い理解や虐待に関連した知識、実親との関わり方をどうするかなど、幅広い見識が必要とされます。

よって、近年では里親をボランティアの延長として位置付けるのではなく、専門性をもったプロフェッショナルとして捉える傾向が強まっています。そして、既存の手当とは別に、能力に応じた適正な報酬を支払うべきである、という考え方も広がっています。

多くの女性がフルタイムもしくはパートタイムの仕事を持つ社会において、子どもたちが必要とする環境を提供することのできる里親を一定数確保するためには、より一層の努力が求められています。



(5) LIPメンバーからのメッセージ

第15回 木下

こんにちは。昨年秋頃からメンバーとして活動しています、木下です。LIPの存在を知ったのは、ロンドンで活躍中のメンバー、chieさんから活動の様子を聞いたことがきっかけでした。

私は、現在、愛知県で勤務していますが、「同世代の人達が、パートタイムNPOとして何やら、すごいことをやろうとしている」ということにパワーを感じ、入会させて頂きました。

毎週ミーティング等に参加できずとも、メールやウェブ上のやりとりででききることを探っています。会社生活を送っているだけでは知りえなかった、ITスキルや金融や広報の専門知識を
もったメンバーとの関わりにも、刺激を受けています。

“Think Globally Act Locally” ということで、それぞれが世界や日本の子供たちの貧困を考えながらも、自分たちのより身近な筑波愛児園の子供たちのためにできることを
チャンスメーカーの皆さまと共に実践できるのが、活動の一つの魅力ではないかと思います。



(6) LIPの活動をお話させてくれませんか?

私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。
各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。


(7) LIPメンバー募集のお知らせ


LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr

※LIPでは、Twitter、Facebookでも、イベント情報や活動の様子をお伝えしています。
Twitter: @lip_edu
Facebook: Chance Maker

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