こんにちは。Living in Peace(以下LIP)で副理事長を務めております木下です。
LIPには2つのプロジェクトがあり、それぞれで雰囲気、メンバーの性格も異なることは前回までに書きました。それではLIPがどうやって1つのNPOとして組織されているのかを今回はお話しします。
パートタイムNPOの(意外な)組織図
LIPは2つのプロジェクト毎にフロント、人事、広報、IT、経理、法務チームなどに分かれていて、パートタイムNPOではあるものの、比較的組織化されています(と思っています…)。
イメージとしては1つのホールディングスの下に2つの会社がある形式。それぞれ事業内容は異なり、フロントはほとんど交わらない。但し決算報告などはLIPという一つの団体として提出するので、経理チームなどは連結して作業します。広報やITも分かれてはいるものの随時連携。最近は有難いことに取材の依頼も多く、広報チームは共同で動くケースもしばしばあります。
人材の専門性不足をカバーする協力体制
但しこれがある程度の規模の企業なら専門知識を持った担当者が業務を行うのですが、如何せんパートタイムNPOである我々にはスキル不足という問題は伴います。例えば経理チームにおいて、一方のプロジェクトには会計士がいるが、もう一方にいないなど、人材バランスに偏りが生じることも多く、そのような場合高いスキルを保有している方に依存してしまい個人のリソースを割きすぎることもあります。そうなるとプロジェクト間で揉め出す原因にもなり、頭を悩ます場面もあります。
・・・といっても非営利団体である私たちが「専門知識を持った人を雇用する」という選択肢が無い以上、今いるメンバーで協力して適宜betterな解決策を見出すしかありません。何人かに負荷が大きくかかることもあるのですが、今まで大きな問題なく乗り切っているのには本当にメンバーに感謝です。
ちなみに現在どのようなスキルを持っている人を希望しているかというのは、こちらのメンバー募集ページをご覧下さい。
(マイクロファイナンスPJ)http://www.living-in-peace.org/mf_recruit/
色々ハードル高そうなことが書かれていますが、興味を少しでも持たれた方はまずは見学をオススメします。いざ見学したら活動参加を強いられることなど全くありませんので(笑)、LIPのお手並み拝見ぐらいの感覚で見て頂ければ幸いです。
さて、5年前に代表の慎たちと共にLIPを立ち上げましたが、これまで述べた通り「人事」の重要性には気付かされることも多いです。今まで失敗も多く、うまくいっているとは到底言えないのですが、次回は現場の試行錯誤をお伝え出来ればと思っています。それではまた。
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