前回のコラムからだいぶ月日が空いてしまい、申し訳ありません。前回は七夕の話題に少し触れましたね。大変な夏休みが終わって、ようやく学校の運動会が終わったところです。お子様をお持ちのご家庭はお疲れ様でした、ですね!
“サッカーがうまくなりますように”
“上手に泳げるようになりますように”
“おこづかいが増えますように”などです。
見て頂ければ分かるように、一般的な家庭で育った子どもたちと書くことは一緒なのです。ただ、中には家庭環境への願いが込められた短冊もあり、
“お父さんと一緒に過ごせますように”
“お母さんにアイスを買ってもらえるようになりますように”
“家に帰れますように”といった願いも書かれていました。
ただ、施設で生活しながらではありますが、少しでも良い環境を子どもたちに与えられるよう私たちは日々努力していますし、これからも最善の方法を模索していかなければなりません。
さて、子どもたちが書いてくれた願いには、こんな願いもありました。
“夏休みの旅行に、みんなで楽しく行けますように”
“みんなが幸せに、みんなが仲良くなれますように”
施設で生活しながらも、人との良い関係を子どもたちは願っているということです。
基本的に、児童養護施設は子どもたちの受け入れを拒否する事はできず、いろんな大変な状況下に置かれた子どもたちを必ず受け入れなければなりません。社会保障のセーフティネットとして、他に生き場のなかった子どもたちを受け入れるのです。その時、一時的に入所中の子どもたちに負担を強いることになっても、共に共存出来ることを目指します。
こちらの地域(岐阜)では、9月は運動会、体育祭シーズンでした!各学校に参観可能な保護者、里親さん、職員で応援に行きましたが、やっぱりいいですね。
七夕の夜空に託した子どもたちの祈り
前回のコラムで次回は子どもたちの願いについてお話ししたいと触れました。七夕と言えば短冊なのですが、残念なことに、思春期の子はなかなか書いてくれません。それでも、最終的にどんなことを書いてくれたのか、他の子どもたちが書いたこととともに紹介できれば、と思います。
“サッカーがうまくなりますように”
“上手に泳げるようになりますように”
“おこづかいが増えますように”などです。
家族再統合に向けた課題
見て頂ければ分かるように、一般的な家庭で育った子どもたちと書くことは一緒なのです。ただ、中には家庭環境への願いが込められた短冊もあり、
“お父さんと一緒に過ごせますように”
“お母さんにアイスを買ってもらえるようになりますように”
“家に帰れますように”といった願いも書かれていました。
決して家庭で良い養護を受けてきたとは言い難い子や、家庭を知らない子であっても、子どもからすれば施設ではなく、温かい家庭で信頼のおける両親に育てられるのが最良なのです。それが可能なのであればそうさせてあげたいと施設の職員も思っていますが、現実はそうではありません。経済的な理由だけでなく、愛情の歪みや親の障害や親の身勝手など理由は様々ですが、その子にとっては施設で生活した方がまだいいと判断された子が生活しています。
ただ、施設で生活しながらではありますが、少しでも良い環境を子どもたちに与えられるよう私たちは日々努力していますし、これからも最善の方法を模索していかなければなりません。
“みんなが幸せに、みんなが仲良くなれるように”
さて、子どもたちが書いてくれた願いには、こんな願いもありました。
“夏休みの旅行に、みんなで楽しく行けますように”
“みんなが幸せに、みんなが仲良くなれますように”
施設で生活しながらも、人との良い関係を子どもたちは願っているということです。
基本的に、児童養護施設は子どもたちの受け入れを拒否する事はできず、いろんな大変な状況下に置かれた子どもたちを必ず受け入れなければなりません。社会保障のセーフティネットとして、他に生き場のなかった子どもたちを受け入れるのです。その時、一時的に入所中の子どもたちに負担を強いることになっても、共に共存出来ることを目指します。
職員によっては、担当の子に悪い影響がある子どもの入所をしんどく思う時もありますが、施設は小さな社会、社会には様々な人がいて、自分にとって良い人、悪い人がいる中で自分を見失わず生きていく術を身に付けなければならないのだと、私はいつもそう思って子どもと接しています。
そんな中で、子どもたちが願うように、“みんなが幸せに、みんなが仲良くなれるように”生活していきたいし、子どもたちにその願いを叶えさせてあげたい、そう心から思いながら、日々の生活送っています。
そんな中で、子どもたちが願うように、“みんなが幸せに、みんなが仲良くなれるように”生活していきたいし、子どもたちにその願いを叶えさせてあげたい、そう心から思いながら、日々の生活送っています。
こちらの地域(岐阜)では、9月は運動会、体育祭シーズンでした!各学校に参観可能な保護者、里親さん、職員で応援に行きましたが、やっぱりいいですね。
子どもたちが日常で見せる顔もいいのですが、一生懸命頑張っている姿、いつ見ても自然と目頭が熱くなります。この仕事をやっていて良かったと実感するひと時でした!
0 コメント:
コメントを投稿