2014年5月19日月曜日

4回目のメンバーインタビュー企画後編です(前編はこちら)。

今回は男性メンバーの佐藤 徹さん。佐藤さんは現在LIPで、寄付プログラム「Chance Maker」の広報Webグループのリーダーを務めており、仕事内容としては調査分析がメイン。Twitter、Facebookの運用などもしています。一方、本業は国立成育医療研究センターで広報の仕事をしています。


活動を続けるモチベーション


活動期間はまだ1年なのですが、周りの人からはずっと前からいる気がしていたとよく言われます。

LIPに入った当時の本業はコンサルでした。事業にアドバイスするだけで、思い通りにならないこともあり…人生一寸くすぶっていたところで、LIPならばある程度自分で事業内容をグリップできるのが楽しかったです。最初のモチベーションは、そんなところです。

今現在のモチベーションは…“やけくそ”です。今は、これですね。

自分はある程度恵まれた環境で育ち、それなりの教育も受けてきたのですが、一方でそうではない環境で過ごさざるを得ない子どもたちは大勢いる。それぞれの未来に自由があるべきにも関わらず、その見通しの明るくなさそうな子どもたちを見ているとやりきれなくなって、そんなとき自分にできることは何なのかと自問してみると、「(自分には、頑張れるスキルも環境もあるのに)どうしてもっと頑張らないのか」と。

そうした、後ろめたい気持ちが積もりに積もってくると、だんだん“やけくそ”になってしまいますね。仕事で疲れて自宅に帰ってきて何もせずに寝てしまった自分は一体何なのだ、と。だったら後悔、反省する前にやるしかないなと。

けれど、背負いこみすぎると擦り切れてしまうので、これも繰り返しですが自分のペースを守ることが大切です。プロボノに携わっている人たちには、こんな想いの人も多いのではないでしょうか。

今後の目標


あんまり目標を掲げないのですが、あえて言うならば「自分のペースを見つける」これに尽きます。

新しいメンバー募集


若い人!!半分冗談で、半分本気です。

施設の子どもたちと交流するときに、彼ら彼女たちと近い年齢の子たちがいた方が良いのかなと感じています。大人の目線を通じた子ども目線しか僕たちは持てないので。やはり、この仕事では共感を起点に考えることが大切な時もあるので、一人でも多くそのようなメンバーがいるといいと思います。スキルは二の次です。

あと時間を使える人。結局若い人、学生ってことになるのかな…今学生メンバーはほとんどいませんが、怖がらずに来てほしいですね(笑)

(現在、Living in Peace教育PJでは“短期学生インターンシッププログラム”の第一期生を公募しております。ご興味のある学生の方はこちら



最後に「好きな言葉」


「光陰矢の如し 少年老い易く、学成り難し」です。

自分は時間の奴隷だと感じることが、しばしばあるので。日々、時間との戦いです。

<佐藤さん プロフィール>
①社会人歴 5年
②業種 広報
③LIP歴 1年
④嵐ファン歴 6年

<インタビュアー: 木下祐馬(きのした ゆうま) プロフィール>
1982年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科修了。
本職はデータマイニングを軸とした金融系コンサルタント。
LIPには代表の慎泰俊と共に設立当時(2007年10月)から参加しており、マイクロファイナンスプロジェクトと教育プロジェクトの兼任。

0 コメント:

コメントを投稿

  • RSS
  • Facebook
  • Twitter