4回目のメンバーインタビュー企画となります。
今回は男性メンバーの佐藤 徹さん。佐藤さんは現在LIPで、寄付プログラム「Chance Maker」の広報Webグループのリーダーを務めており、仕事内容としては調査分析がメイン。Twitter、Facebookの運用などもしています。一方、本業は国立成育医療研究センターで広報の仕事をしています。
彼が、どのような想いで活動しているのかインタビューしています。是非、ご覧ください。(非常に語り好きな方で、いつもの倍近い内容となってしまいました…今回は、前篇・後編に分けておおくりします)
ー私がLIPに入会したきっかけ―
「Twitterのフォローがきっかけです」
教育PJのTwitterをフォローしていたのがきっかけです。
正直、少年時代は学校が嫌いで。高校から男子校に入って、多少マシになったのですが、「 “子どもが(子どもの人生の大きなところを占める)学校を嫌い”という状況は、一体何事だ」という気持ちになり、それだったら自分で変えてやる!と思って大学では教職を取りました。教育哲学、教育心理学などの講義は、とても興味深かったです。しかしその後、教職免許を取るには当然教育実習を行わないといけないのですが、その手続きが面倒で投げ出す、という最低の行動をしてしまいました…(汗)
苦しい言い訳としては、学生時代、アルバイトで塾講師を5年やっていて、現場での体験はそれで十分だと思ったからなのですよね。けれど、振り返ってみて仕事では教育心理学で学んだことを色々活かすことができて良かったと思っていますし、子どもたちと信頼関係を築けて楽しかったです。
その後、大学院まで出た後に教育とは全く関係ないWebのコンサルティングファームに就職したのですが、何年か後にめでたく昇進したのです。そうすると、経済的な余裕が精神的な余裕を生み、じゃあ何か新しいことをやろうかな、と思いました。また、コンサルティングの世界ではよく「問題解決」というフレーズが出てくるのですが、「じゃあ一番難しい問題と向き合ってみよう」「それは社会問題かもしれない」と思い立ち。そこで、冒頭のTwitterの話に戻るのです。
当時、Twitterでフォローしていた複数のNPOにメッセージを送りました。すると全ての団体から返事が来て、さてどうしようかなと(笑) 結果、その後LIPにはミーティングを見学してメンバーになったのですが、きっかけとしてはそういう背景です。
―入会前後の印象の違い―
「フラットで自由。ベンチャー的な組織」
今もそうなのですが、未だにLIPの全体像が良く分かってないです(笑)
今回は男性メンバーの佐藤 徹さん。佐藤さんは現在LIPで、寄付プログラム「Chance Maker」の広報Webグループのリーダーを務めており、仕事内容としては調査分析がメイン。Twitter、Facebookの運用などもしています。一方、本業は国立成育医療研究センターで広報の仕事をしています。
彼が、どのような想いで活動しているのかインタビューしています。是非、ご覧ください。(非常に語り好きな方で、いつもの倍近い内容となってしまいました…今回は、前篇・後編に分けておおくりします)
ー私がLIPに入会したきっかけ―
「Twitterのフォローがきっかけです」
教育PJのTwitterをフォローしていたのがきっかけです。
正直、少年時代は学校が嫌いで。高校から男子校に入って、多少マシになったのですが、「 “子どもが(子どもの人生の大きなところを占める)学校を嫌い”という状況は、一体何事だ」という気持ちになり、それだったら自分で変えてやる!と思って大学では教職を取りました。教育哲学、教育心理学などの講義は、とても興味深かったです。しかしその後、教職免許を取るには当然教育実習を行わないといけないのですが、その手続きが面倒で投げ出す、という最低の行動をしてしまいました…(汗)
苦しい言い訳としては、学生時代、アルバイトで塾講師を5年やっていて、現場での体験はそれで十分だと思ったからなのですよね。けれど、振り返ってみて仕事では教育心理学で学んだことを色々活かすことができて良かったと思っていますし、子どもたちと信頼関係を築けて楽しかったです。
その後、大学院まで出た後に教育とは全く関係ないWebのコンサルティングファームに就職したのですが、何年か後にめでたく昇進したのです。そうすると、経済的な余裕が精神的な余裕を生み、じゃあ何か新しいことをやろうかな、と思いました。また、コンサルティングの世界ではよく「問題解決」というフレーズが出てくるのですが、「じゃあ一番難しい問題と向き合ってみよう」「それは社会問題かもしれない」と思い立ち。そこで、冒頭のTwitterの話に戻るのです。
当時、Twitterでフォローしていた複数のNPOにメッセージを送りました。すると全ての団体から返事が来て、さてどうしようかなと(笑) 結果、その後LIPにはミーティングを見学してメンバーになったのですが、きっかけとしてはそういう背景です。
―入会前後の印象の違い―
「フラットで自由。ベンチャー的な組織」
今もそうなのですが、未だにLIPの全体像が良く分かってないです(笑)
正直、ミーティング見学時は捉えどころのない団体だな~と思って、「これは中に入ってみないといつまでも分からないな」と。やっぱりLIPのようなフラットで自由な組織では、良くも悪くも個人の価値観や目的意識などに雰囲気が依存されやすいので、そうした印象を抱くのは仕方ないことだったのかなと、今では思います。
中身は捉えどころがないですが、入ってみて輪郭ははっきりした気がします。自分が動けば、みんなそれなりのリアクションはしてくれるので、不安はないです。不安はないけど捉えどころがない、動いてみないと分からない、といったところでしょうか(笑)
でも考えてみると、このスピリットは凄くベンチャー的ですよね。余談ですが、以前代表の慎と話していて、結果にコミットする点はプロフェッショナルファームに近しい、という話をした記憶があります。
中身は捉えどころがないですが、入ってみて輪郭ははっきりした気がします。自分が動けば、みんなそれなりのリアクションはしてくれるので、不安はないです。不安はないけど捉えどころがない、動いてみないと分からない、といったところでしょうか(笑)
でも考えてみると、このスピリットは凄くベンチャー的ですよね。余談ですが、以前代表の慎と話していて、結果にコミットする点はプロフェッショナルファームに近しい、という話をした記憶があります。
因みに、プロフェッショナルファームの企業文化としては自分がコミットして上にあがっていくか、もしくは擦り切れて脱落するか(退職・転職するか)という、“up or out”という風土があったりします。
そもそもLIPでは上も何もないのですが、何とか擦り切れずに活動を続けるのが大切だと感じています。マラソンと同じでペース配分が重要ですね。団体に入った直後のテンションの高さを維持するのはまず無理なので、自分に合った活動のかたちを見付けないと厳しいです。なるべくキャパを自分で低く見積もり、他人に仕事を頼みつつ自分自身への期待値を大きくすることで「もうちょっとできるけどな~」という状況を作ることが大切でしょうね。
―印象的なメンバーたち―
「ピュアな彼と不思議なアイツ」
KさんとIさんです。Kさんはすごいピュアだなと。女の人のピュアはまだ想像が付くのですが、なかなか男の清純派というのは見ないです。活動に対するコミットメントがとてもピュアですね。あれは真似できない。
Iさんは、とても面白い人で、以前HPのコンテンツ作成の際に「このページはエモーショナルな感じでいこう」という話になってのですが、Iさんが一言「僕、感動って分からないのですよね」と。どうやら感情の起伏がほとんどないらしいです(笑)不思議な感性の方であり、紳士的な佇まいの穏やかな人です。
―代表慎さんの印象―
「身近なプロフェッショナル」
慎さんには、本業でもかなりサポートしてくれて助かっていますし、非常に尊敬しています。LIPにいると、慎さんの「カッコ良いところ」と「カッコ悪いところ」が同時に見えて、逆にそれが親近感に繋がりますが、オンタイムの慎さんを見ていると本当にプロフェッショナルで仕事に無駄がないと感じます。
また、これは何となくなんですが、慎さんには「佐藤さんはどうなの?」と常に聞かれているような気がします。しっかりと背筋伸ばして生きていかなきゃいけないな、と思ってます。
―私の時間の使い方―
「ナルシシズムをテンションに昇華させる」
定常的なLIPの作業は、朝にTwitterの情報発信作業とメールチェック。そして夜は(体力が残っていれば)何らかのタスクをします。平日だと大体テンションの高い月曜日か火曜日・金曜日、若しくは週末ですね。
特に金曜日は、「周りの社会人が飲みに行っているにも関わらず、ストイックに自宅でタスクをやっている自分カッコ良い!!」という状況を作って独りで気分を上げています。ナルシシズムをテンションに昇華させています。それが、僕のフライデーナイトです。
その代わり、仕事関係で話したい人とは月~木曜日に飲んでいます。金曜日に飲んでしまうと、やはり深酒になりやすいですし、その影響でせっかくの土曜日も半日潰れてしまいます。それだったら、「みんなが飲んでないときに飲む、明日の朝の会議資料も作り終えて月曜日飲んでいる自分カッコ良い!!」とする。これもナルシシズムです。これ、今日一番良い話をしていると思います(笑)
【後編につづく】
<佐藤さん プロフィール>
①社会人歴 5年
②業種 広報
③LIP歴 1年
④嵐ファン歴 6年
<インタビュアー: 木下祐馬(きのした ゆうま) プロフィール>
1982年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科修了。
本職はデータマイニングを軸とした金融系コンサルタント。
LIPには代表の慎泰俊と共に設立当時(2007年10月)から参加しており、マイクロファイナンスプロジェクトと教育プロジェクトの兼任。
―印象的なメンバーたち―
「ピュアな彼と不思議なアイツ」
KさんとIさんです。Kさんはすごいピュアだなと。女の人のピュアはまだ想像が付くのですが、なかなか男の清純派というのは見ないです。活動に対するコミットメントがとてもピュアですね。あれは真似できない。
Iさんは、とても面白い人で、以前HPのコンテンツ作成の際に「このページはエモーショナルな感じでいこう」という話になってのですが、Iさんが一言「僕、感動って分からないのですよね」と。どうやら感情の起伏がほとんどないらしいです(笑)不思議な感性の方であり、紳士的な佇まいの穏やかな人です。
―代表慎さんの印象―
「身近なプロフェッショナル」
慎さんには、本業でもかなりサポートしてくれて助かっていますし、非常に尊敬しています。LIPにいると、慎さんの「カッコ良いところ」と「カッコ悪いところ」が同時に見えて、逆にそれが親近感に繋がりますが、オンタイムの慎さんを見ていると本当にプロフェッショナルで仕事に無駄がないと感じます。
また、これは何となくなんですが、慎さんには「佐藤さんはどうなの?」と常に聞かれているような気がします。しっかりと背筋伸ばして生きていかなきゃいけないな、と思ってます。
―私の時間の使い方―
「ナルシシズムをテンションに昇華させる」
定常的なLIPの作業は、朝にTwitterの情報発信作業とメールチェック。そして夜は(体力が残っていれば)何らかのタスクをします。平日だと大体テンションの高い月曜日か火曜日・金曜日、若しくは週末ですね。
特に金曜日は、「周りの社会人が飲みに行っているにも関わらず、ストイックに自宅でタスクをやっている自分カッコ良い!!」という状況を作って独りで気分を上げています。ナルシシズムをテンションに昇華させています。それが、僕のフライデーナイトです。
その代わり、仕事関係で話したい人とは月~木曜日に飲んでいます。金曜日に飲んでしまうと、やはり深酒になりやすいですし、その影響でせっかくの土曜日も半日潰れてしまいます。それだったら、「みんなが飲んでないときに飲む、明日の朝の会議資料も作り終えて月曜日飲んでいる自分カッコ良い!!」とする。これもナルシシズムです。これ、今日一番良い話をしていると思います(笑)
【後編につづく】
<佐藤さん プロフィール>
①社会人歴 5年
②業種 広報
③LIP歴 1年
④嵐ファン歴 6年
<インタビュアー: 木下祐馬(きのした ゆうま) プロフィール>
1982年生まれ。大阪大学大学院基礎工学研究科修了。
本職はデータマイニングを軸とした金融系コンサルタント。
LIPには代表の慎泰俊と共に設立当時(2007年10月)から参加しており、マイクロファイナンスプロジェクトと教育プロジェクトの兼任。
0 コメント:
コメントを投稿