2015年4月6日月曜日


この度Living in Peaceは2014/10月に実施した公募選定の結果、
新支援先施設を以下のように決定しました。

支援先  :
社会福祉法人鳥取こども学園http://www.tottorikodomogakuen.or.jp/

対象施設 :情緒障害児短期治療施設「希望館」(小規模ユニット化への建替支援)

支援方法 :①クラウドファンディング型寄付プログラム「Chance Maker」

      ②クラウドファンディング(近日リリース予定)

支援開始時期 :2015/4〜
詳しくはこちら(http://bit.ly/1y6e93a



「鳥取こども学園」は児童福祉分野のパイオニア的施設です。

Living in Peaceは同法人の取組を参考に機会の平等を通じた「子どもの貧困削減」に向けて今後も活動を加速して参ります。


【理事長:慎泰俊のコメント】

鳥取こども学園の最先端の取り組みに関わることができて大変光栄に思います。これまで、少なくない児童養護施設等を見てきましたが、この学園ほどに「子どもにとって必要なものを全て揃える」という点に全力を注いできた施設を私は知りません。
今回、チャンスメーカーの資金は、「情緒障害児短期治療施設」(略して「情短」)の施設新設に充てられます。情短は、心に大きな負担を背負っている子どもたちが、特に厳しい精神状態になった時に過ごす一時休憩所です。そこである程度の時間を過ごして、精神状態が落ち着いてきたら、子どもたちはまた施設や里親、場合によっては実親のところに戻っていきます。
大抵の場合、情短施設は児童養護施設にも併設されていません。なので、情短に行くことになる子どもは、一旦自分のいた施設を離れなければなりません。施設に 来るだけでも、家庭を離れて知らない人だらけの場所に来るのが心細いのに、それを二度も経験しないといけないのは、本当につらいことです。しかも、一番精 神的に辛い時期に、この居心地の悪さを経験しないといけないのは、想像しただけで苦しいことです。
鳥取こども学園が情短を併設したのも、 まさにこういった問題意識からです。情短そのものの事業開始ははるか20年以上前に遡り、既存の建物を用いて事業を始めました。それが今回、情短のための建物が新設されることになり、子どもたちはよりよい環境で時間を過ごすことができるようになります。もちろん、同じ鳥取こども学園の子どもたちと庭で遊ぶことだってできます。
こういった支援が出来るのもチャンスメーカーの皆様のお蔭です。引き続き、ご支援をどうぞ宜しくお願い致します。

特定非営利活動法人Living in Peace理事長 慎泰俊


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