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目 次
(1)寄付の状況 (2)寄付と施設建築状況について (3)活動報告 (4)今月の一冊 (5)ロンドンだより (6)LIPメンバーからのメッセージ (7)代表 慎の出演イベントのお知らせ (8)LIPからのお願い (9)LIPからのお知らせ --------------------------------------------------------------------------
(1) 寄付の状況
基本情報(括弧内は2月分) 寄付者数 262名(254名 ) 寄付金総額 2,987,000円(2,524,000円 ) 3月分の寄付金 463,000円(451,000円 ) ※2012年3月31日現在。
(2) 活動報告 ~3月交流会~
3月25日、筑波愛児園の子どもたちとの交流会が行われました。今回はつくばで子供たちと職員の先生、LIPのメンバーで2011年度交流会の振り返りをして、カラオケに行きました。 振り返りでは、2011年度の交流会の様子をスライドで流しました。去年参加していなかった子どもはその楽しそうな様子に「去年から参加していたかった」と言っていました。 カラオケでは最初はみんな照れがありなかなかマイクを握ることができませんでしたが、そんな空気を打開する職員の先生の選曲で徐々に緊張がほぐれました。嵐やAKB48などを歌いました。また、カラオケを通して、子どもたちが普段どんな音楽を聴いているのかを聞くことができ、最近の流行の歌を子供たちから教えてもらいました。 今回が私にとって初めての交流会でした。参加する前はどんな子たちに会えるのだろうとわくわくする反面、多感な中高生と仲良くなれるだろうかと正直少々不安でした。実際に会ってみるとその不安な気持ちは吹き飛ばされました。子どもたちはみんな明るく、少々照れながらも自分の夢を話してくれたり、得意の折り紙を見せてくれたりしました。また子どもたちに会いたいなと思い、次回の交流会が楽しみでなりません。 その他のイベントはぜひブログをご覧ください。 http://www.living-in-peace.org/blog/community_news.php?st=ls&bl=70
(3) 映画紹介
映画は、テロップも音楽もなく、小舎制の児童養護施設での日常が淡々と流れる内容です。 映画で主に取り上げられていた子どもが10歳程度ということに加え、施設の特徴もあったと思いますが、職員の方と子どもの距離が非常に近いのがとても印象的でした。 具体的には、子どもが職員の先生に抱きついて離れない様子や、毎晩子どもに絵本を読み聞かせるという描写が、印象に残りました。 チャンスメーカーの皆様のように、施設や子どもが抱えている課題を知る人は、特に、職員の方の献身的な姿に心打たれることと思います。私自身も、とても心打たれました。 5月から上映会が始まります。皆様も是非、施設職員の方が持つ温かさを、映画を通してご覧になられては如何でしょうか。 「隣る人」公式サイト: http://www.tonaru-hito.com/ 予告編: http://www.youtube.com/watch?v=aD_OkGxXyew
(4) ロンドンだより
前回に引き続き、今回もイギリスの里親制度についてご紹介します。
実親と暮らすことのできない子どもたちのうち8割前後が里親制度の元で暮らすイギリスでは、里親に専門的な知見を有するプロフェッショナルとしての役割が求められつつあります。これは一体どういうことなのでしょうか。 里親のもとにやってくる子どもの多くは、虐待を受けた経験を持っています。虐待には、身体的虐待、精神的虐待、心理的虐待、ネグレクトなどいくつかの種類があり、そうした経験は子どもたちの行動に様々な影響を与えます。 たとえば、精神疾患や薬物等の問題を抱えた親を持つ子どもは、自分が親を支えなくてはならない立場に立たされ、強力な自制心を働かせ続けることがあります。そして、こうした子どもが、一旦里親家庭など安心できる場所に身を落ち着けると、それまで抑えていた強い感情を一気に放出させることがあります。 また、家庭内で暴力を経験してきた子どもは、身近な人に暴力を振るっても構わないという学習をしてしまい、自らも学校や里親の家庭の中に暴力を持ち込むことがあります。その他にも、トラウマを原因とする不眠や退行現象、吐き気、体の痛みなど子どもによって影響の内容は様々です。 里親は必要に応じてソーシャルワーカーや医師、学校の先生などと協力し合いながら、子どもたちがこうした課題を克服することをサポートしていかなくてはなりません。そのためには、親代わりとしての愛情はもちろんですが、プロフェッショナルとしての知識や客観的な視点も必要になってくるのです。
(5) LIPメンバーからのメッセージ
第16回 まつ
こんにちは。 僕がLIPに入会してもう1年程経ちました。入会後は、筑波愛児園の子どもたちが高校を卒業して施設を出て行くまでに目標や夢を持ってもらえるように様々な職業を紹介してきました。 この支援活動を行うために外部の専門家等にお願いをしなければいけないのですが、誰かの助けになるような事をしたいという人が意外にも多いということに最近気がつきました。 自分1人では、できることは限られているのですが、多くの人たちの助けによってこの活動は成立しているのだと実感しています。
(6) LIPからのお願い
Living in Peaceでは、子どもたちの養育環境改善のための寄付プログラム「Chance Maker」のほか、毎月つくば愛児園の子どもたちとキャリアセッションを行っています。
退所後に施設を出る必要がある子どもたちの多くは、高校時代から卒業後の生活のためアルバイトに追われており、将来のことをゆっくり考える機会が限られてしまっています。そうした中、Living in Peaceは将来のことを考えるきっかけ作りとして、様々な職業と触れる機会作りや、子どもたちの希望に合わせた職業体験を行っています。 今年度、子どもたちからの希望を受け、Chance Makerの皆さまにもご協力を頂けないかと、お願いのご連絡を差し上げました。皆さまご自身、また、知人・友人で下記の職業の方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報頂けますでしょうか。 美容関係の職業(ネイルアーティスト、美容師、メイクアップアーティスト等)飲食関係の職業(パティシエ、料理人等)動物に関わる職業(ドッグトレーナー等) ご一報頂けましたら、具体的にどのようなご協力を頂けるか個別のご相談し、実際に子どもたちが職場見学やお話を伺うなどの機会を頂ければと思います。 子どもたちにとって、実際に現場を見ることは、自分の夢をしっかりと持ち続けるために本当に大切なことです。皆さんにご協力頂けますと幸いです。 livinginpeace.edu@gmail.com
(7) LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
※LIPでは、Twitter、Facebookでも、イベント情報や活動の様子をお伝えしています。
Twitter: @lip_edu
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2012年4月14日土曜日
2012年3月14日水曜日
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目 次
(1)寄付の状況 (2)活動報告 (3)今月の一冊 (4)ロンドンだより (5)LIPメンバーからのメッセージ (6)LIPの活動をお話させてくれませんか? (7)LIPメンバー募集のお知らせ
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(1) 寄付の状況
基本情報(括弧内は1月分) 寄付者数 254名( 230名 ) 寄付金総額 2,524,000円( 2,073,000円) 2月分の寄付金 451,000円( 381,000円) ※2012年2月29日現在。
(2) 活動報告 ~2月交流会~
2月26日、今年2回目の交流会は、子どもたちからのリクエストがあった「バレーボール」 でした。愛児園から歩いて小学校の体育館に到着。 さっそくバレーボールが始まる、と思いきや、体育館にあるモノに興味津々。 私も跳び箱に挑戦!今の跳び箱はぶつかってもケガしないようになっているんですね。 続いて、フラフープ、壇上のピアノを弾いたり、マット運動をしたり、ひとしきり遊んだ頃には コートが完成し、バレーボールがスタートです。 「声だしていこう~」 「よ~し、いい感じだ」 「きゃー」 「やった~」 「おお~」 「ごめ~ん」 チームプレイならではの「円陣」を組んで声をかけ合い、みんなで運動していると、 寒い冬の体育館でも、身体もホカホカ。 失敗しても励まし合い、成功したら喜び合う。チームプレイの楽しさを、子どもたちと先生方、 そしてLIPメンバーも感じた時間でした。(渡邊)
(3) 映画紹介
レールズ&タイズ 2007年アメリカ アリソン・イーストウッド監督作 トム(ケビン・ベーコン)は旅客列車の運転中、自殺目的で踏み切りの中に車で入ってきた女性を轢いてしまう。また、妻のメーガン(マーシャ・ゲイ・ハーデン)は末期ガンを患っており、夫婦の間は冷え切っている。 事故で母親を亡くしたデイビーは、仕事を謹慎中のトムの家に、母親を殺された怒りをぶつけにやってくる。デイビーをかくまっているうちに、トムとメーガンは夫婦としての絆を取り戻し、 デイビーとの間も家族のような関係になっていく・・・・・・。 アメリカの里親社会の一端がかいま見られる一作。 トムとデイビーが鉄道模型を通じてうち解けていくシーンもさりげなくジーンとくる。
(4) ロンドンだより
里親制度とは、実親と暮らすことのできない子どもたちが、別の家庭で養育を受ける制度のことです。新しい親子関係を形成する養子とは異なり、里親制度の元ではあくまで実親との親子関係が継続します。
イギリスでは、実親と暮らすことのできない子どもたちのうち、8割前後が里親制度の元で養育されています。この里親の中にはいくつかのカテゴリーがあり、数日間単位のものから、数年、もしくは子どもが自立するまでの長期に渡って養育を行うものなど様々です。その他、障害等を持つ子どもを一時的に預かったり、罪を犯した子どもが裁判所の審判を待つ間の滞在先を提供したりする里親もあります。 里親のもとに来る子どもたちの中には複雑な課題を抱えているケースもあり、彼らが安心して生活できる環境を提供するためには子どもの心理に関する深い理解や虐待に関連した知識、実親との関わり方をどうするかなど、幅広い見識が必要とされます。 よって、近年では里親をボランティアの延長として位置付けるのではなく、専門性をもったプロフェッショナルとして捉える傾向が強まっています。そして、既存の手当とは別に、能力に応じた適正な報酬を支払うべきである、という考え方も広がっています。 多くの女性がフルタイムもしくはパートタイムの仕事を持つ社会において、子どもたちが必要とする環境を提供することのできる里親を一定数確保するためには、より一層の努力が求められています。
(5) LIPメンバーからのメッセージ
第15回 木下
こんにちは。昨年秋頃からメンバーとして活動しています、木下です。LIPの存在を知ったのは、ロンドンで活躍中のメンバー、chieさんから活動の様子を聞いたことがきっかけでした。 私は、現在、愛知県で勤務していますが、「同世代の人達が、パートタイムNPOとして何やら、すごいことをやろうとしている」ということにパワーを感じ、入会させて頂きました。 毎週ミーティング等に参加できずとも、メールやウェブ上のやりとりででききることを探っています。会社生活を送っているだけでは知りえなかった、ITスキルや金融や広報の専門知識を もったメンバーとの関わりにも、刺激を受けています。 “Think Globally Act Locally” ということで、それぞれが世界や日本の子供たちの貧困を考えながらも、自分たちのより身近な筑波愛児園の子供たちのためにできることを チャンスメーカーの皆さまと共に実践できるのが、活動の一つの魅力ではないかと思います。
(6) LIPの活動をお話させてくれませんか?
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。
各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(7) LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
※LIPでは、Twitter、Facebookでも、イベント情報や活動の様子をお伝えしています。
Twitter: @lip_edu
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2012年2月14日火曜日
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目 次
(1)寄付の状況 (2)100名突破記念Chance Maker限定パーティー (3)児童養護施設スタディツアー (4)活動報告 (5)今月の一冊 (6)ロンドンだより (7)LIPメンバーからのメッセージ (8)LIPの活動をお話させてくれませんか? (9)LIPメンバー募集のお知らせ --------------------------------------------------------------------------
(1) 寄付の状況
寄付者数 230名(195名) 寄付金総額 2,073,000円( 1,692,000 円) 1月分の寄付金 381,000円( 323,000 円) ※2012年1月31日現在。括弧内は12月分。
(2) 100名突破記念Chance Maker限定パーティー
去る1月21日、東京・代官山に於いてLiving in Peace初の試みとなるChance Makerの方のみをご招待したパーティーを開催致しました。当初は昨年11月に本プログラム登録者が100名を超えたことを記念する主旨でしたが、当日開催時点で既に200名を突破しておりました。ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!残念ながら諸事情によりご参加頂けなかった皆様、簡単に当日の内容をご報告させて頂きます。 当日は肌寒く小雨も降るあいにくの御天気でしたが、事前に参加表明頂いた21名の方全員がお越しになって下さいました。 LIP代表慎の挨拶に始まり、お越し頂いた筑波愛児園の先生方6名のお話やプロジェクトリーダー松田によるChance Makerプログラムの運営状況のご報告、先生方を囲んだ懇親会が行われました。 また、会の最後には、慎から、学校を退学した愛児園出身のある男の子が、最近自ら高校卒業資格取得に向けて勉強していること、その為に通う塾のお金をねん出する必要があり、そのアイディアを今考えているという現状報告をさせて頂きました。 今の制度では学校を退学すると自動的に施設も退所しなければいけなくなるため、現状の枠組みでは支援が困難な状況です。当日欠席された方の中でも、こういった制度で支援しきれない子どもたちをサポートする方法をご存知の方いらっしゃいましたら、是非メール等でご意見頂ければ幸いです。 皆様のご協力によりプログラム開始以来順調に寄付金額が伸び続けています。私たちの大切なパートナーである寄付者の皆様には、お預かりしているお金がどのように使われるか今後ともきちんとレポートさせて頂く所存です。(Aotearoa)
(3) 児童養護施設スタディツアー
1月28日に、第4回スタディツアーを筑波愛児園にて実施いたしました。食堂での昼食から始まり、施設内の見学や新施設の建設予定地の訪問を行うと共に、先生方との懇談の時間が設けられました。 先生とのお話の中で特に印象的でしたのは、たとえば登下校時に施設の子どもが通学路から外れてしまったり、少しイタズラをしてしまったりした際に、どうしても施設の子だからという色眼鏡で見られてしまうことがあるということです。 ですが、もし児童養護施設がどの様な所なのか、子ども達がどんな事情で親と離れて暮らさなければいけないのかをもっと理解して頂き、地域のみんなで支援しよう、愛情を注いであげようという意識を皆が持って下されば、もっと違う状況が作れると思うのです。 今後もスタディツアーをはじめとする私たちの活動を通じて、一日も早く良い循環が生まれる様に、働きかけていきたいと思います。そして温かい目で見守って下さい、と心からお願いしたいと思います。 【参加者の方々のご感想】 ・園のスタッフの方がみなさんとても明るかったのが新鮮で、子どもたちも(いろいろな大変なことも背負っているとはいえ)きっと居心地のよさも感じていることだろうと思います。 ・施設の中に入ったのは初めてでしたが、抱いていた「養護施設」のイメージより明るく、合宿所のような雰囲気なのだなと感じました。もっと重い・・・というか、閉鎖的なイメージがありました。施設の子どもたちが抱えている家庭の問題・経済的な問題は深刻ですが、このツアーを通し外部の人達が施設に対する見方を変えていくことで、もっと社会が子ども達を認知し受け入れられるようになるのではないでしょうか。 (塩見・藤巻)
(4) 活動報告 国会議事堂見学
1月22日(日)に交流会が開催され、ベトナム料理店でのランチの後、国会議事堂と議員会館の見学を行いました。
ベトナム料理店では、色々な種類のフォーや生春巻きなどに舌鼓を打ちました。意外にも、子どもたちはパクチーの風味がお気に入りだった様子。ナンプラーなど様々な調味料も試しながら、賑やかに会話が弾みました。 国会議事堂では、議員秘書であるLIPメンバーの説明と共に見学を行いました。議事堂内のレトロな雰囲気が新鮮だったのか、子どもたちは本会議場、銅像の前、廊下、階段など、思い思いの場所で写真撮影を楽しんでいました。議事堂正面で記念撮影をした後は、国会議員の事務所が並ぶ議員会館へ。最上階の12階からはスカイツリーや皇居などが一望でき、ここでもたくさん写真撮影を行いました。事務所内では、普段なかなか見学できない場所ということもあり、皆、大変興味深そうな様子でした。大人も子どもも楽しめた、とても良い一日でした。 (S.K)
(5) 今月の一冊『子どもと家族にやさしい社会フィンランド 』
渡辺久子(編集)、トゥーラ タンミネン(編集)、高橋睦子(編集) この本では、フィンランドにおける家庭政策がフィンランドの文化や歴史と共に紹介されています。 本著によるとフィンランド政府は、母親に対して、全ての子どもを安心して育てられる環境を提供すること、並びに子どもを育てるすべての親は平等に扱われる権利があるとし、どんな親も育児から排除しないことを目指しています。 具体的な政府による育児サポートとして、以下のようなものがあります。 ・廉価に抑えられた妊娠〜出産の費用(約13,500円) ・有給で仕事を休むことができる出産前後の休業制度 ・子どもが3歳になるまで受けられる在宅育児手当金 ・17歳以下のすべての子どもに与えられ、かつ、子どもの数に応じて 累進的に支払われる子ども手当 ・子どもの妊娠から就学までの間、医師による定期検診も予防接種も歯科検診も、 育児の悩み相談も全て無料で行われる出産・育児相談所 本を読んで感じたのは、フィンランドの家庭政策では、子どもが健やかに育つために、親が子育てに専念できる環境を整え、必要な支援を受ける事ができるよう配慮がなされているということです。そして又、全ての赤ちゃんを大事にできる社会を目指す事は、私たち大人がこれからの社会を作っていく際に、非常に大切な視点であると感じました。 本著でも指摘されている通り、今の日本は子どもとその家族に十分に優しい社会であるとはいえませんが、チャンスメーカーの皆様と共に、目指す社会に向けて頑張っていきたいと気持ちを新たにすることが出来た一冊です。(sho)
(6) ロンドンだより
近年イギリスでは、児童福祉の現場にソーシャル・ペダゴギーと呼ばれる概念を取り入れることが盛んに議論されています。ソーシャル・ペダゴギーとは、ドイツやスカンジナビアの国々を中心として定着している社会福祉や教育における考え方です。
国によってその定義は少しずつ異なりますが、人間一人ひとりを包括的に捉え、世話をする人とされる人の間の支配関係を取り除くことが重視されます。たとえば、「大人が勝手に何かをきめるのではなく、大人がより良い決定を下すための手助けを子どもたちがする」というようなアプローチが取られます。 里親や養子を中心とするサポートを中心にしてきたイギリスでは、大陸ヨーロッパの専門家たちを招聘して、施設での養育環境を底上げするといった試みがなされています。 (chie)
(7) LIPメンバーからのメッセージ
第14回 安田(やすだ) こんにちは。1年半程前にLIPの存在を知りそれ以来メンバーとして活動している安田です。 時々、仕事以外になんで活動しようと思ったの?と聞かれる事があり、その際はどのように返事をしていいかいつも迷っていたのですが、最近は「やらない理由が見当たらなかったから」と答えています。なんかネガティブな返答ですが、LIPの活動に共感した瞬間、そこにはやらない理由が全くありませんでした。 本業にも慣れ始めた際、色々なセミナーや、勉強会に参加する中でLIPと出会いました。理系一筋で他分野に無知だった僕は貧困と聞いてもあまり具体的なイメージを持っていなかったのですが、海外同様、国内にも貧困は存在しこれは一人一人の活動によって少しずつ変える事が出来る。こういった言葉に共感したのを覚えています。 本業だけでは出会う事の出来ない多彩なメンバーと一緒に活動できるのも魅力の一つで、LIPに出会った事で僕自身少しずつ変わってきたように感じています。
(8) LIPの活動をお話させてくれませんか?
私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。 各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(9) LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
※LIPでは、Twitter、Facebookでも、イベント情報や活動の様子をお伝えしています。
Twitter: @lip_edu
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2012年1月14日土曜日
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目 次
(1)新年のご挨拶 (2)寄付の状況 (3)チャンスメーカー限定パーティーのお知らせ (4)活動報告 (5)今月の一冊 (6)ロンドンだより (7)LIPメンバーからのメッセージ (8)LIPの活動をお話させてくれませんか? (9)LIPメンバー募集のお知らせ (10)お知らせ --------------------------------------------------------------------------
(1) 新年のご挨拶
チャンスメーカーの皆さま、年末年始どのようにお過ごしでしたでしょうか。 Living in Peaceは、年末年始メンバー各々で過ごしながらも、年の瀬に全体の振り返りを行いました。 そして、2012年がLiving in Peaceにとって、変化の年になるとの想いを胸に、新年を迎えております。 2010年11月より始まったチャンスメーカーもいま現在、195人の方々に御参加頂いております。 今年も、より多くの方に、児童養護施設の現状を知って頂き、チャンスメーカーを通じたサポートを頂けるよう、活動を続けていきたいと思います。 今年も宜しくお願い致します。 そして、100人記念パーティで皆さまにお会いできることを楽しみにしております。(Living in Peace 教育プロジェクトリーダー)
(2) 寄付の状況
寄付者数 195名(158名) 寄付金総額 1,692,000円(1,388,000円) 12月分の寄付金 323,000円(27,4000円) ※2011年12月30日現在。括弧内は11月末時点実績。
(3) 「チャンスメーカー限定パーティー、お申し込みお待ちしております」
先日ご案内致しましたチャンスメーカー100名突破記念の「チャンスメーカー限定のパーティ」に、多数のご応募をいただきありがとうございます。 まだ定員に余裕がございます。当日は、このニュースレターでご報告している以上のご報告をさせて頂くとともに、愛児園の先生とも直接お話しいただける機会となりますので、ぜひご都合の良い方はご参加ください。スタッフ一同お待ちしております。 日時: 2012年1月21日(土) 12:15~15:00(受付12:00~) 場所: 代官山・恵比寿 徒歩数分 お申し込みと詳細はこちらから → https://docs.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dHZMZnktV09LU2hsLUtUbklTbXBYSmc6MQ
(4) 活動報告 筑波愛児園の門松作り・餅つき大会
12月27日にLIPメンバーは筑波愛児園の門松作り・餅つき大会に参加してきました。 開会式の田中先生のお話では、日本の伝統行事を大切にして、大人になった時に思い出して欲しい、とのメッセージが伝えられました。その後、子どもたちは大人に見守られながら、大人と一緒に自分用のミニ門松を作り、小さな杵で餅つきを楽しんでいました。閉会式で山口園長は、筑波大学の学生さんや『生涯青春の会あすなろ』(茨城県内で童謡唱歌の練習や児童養護施設慰問活動をされている60代が中心の団体)の皆さんが手伝ってくださったことを忘れないでほしい、とおっしゃいました。 LIPだけでなく、普段はボランティアで家庭教師をされている筑波大学の学生さんや、施設の子どもがお孫さん世代のようなあすなろの皆さんも筑波愛児園を支援していることを、とても嬉しく思いました。 このように様々な人々の支援の輪が広がり、より良い社会を作っていく仲間が増えていくよう、来年もLIPの活動を続けようと思った年末でした。(菅原)
(5) 今月の一冊『踏切に消えたナオ』 (著)次原悦子
この本は、児童養護施設で出会った「ナオミチ」という3歳の少年と筆者との交流と、そのナオミチくんの生涯を綴ったものです。ナオミチくんは、15歳で施設を出た後、いじめを受けたりホームレスになったり精神を病んだりしながらも必死で生きていましたが、残念ながら19歳で亡くなりました。とても悲しい話でした。
この本を読み、LIPの活動の合言葉「すべての子どもにチャンスを」の意義を改めて考えました。全ての子どもが生まれた環境に関係なく自由に選択肢や夢を持ってほしいと心から思いました。この本は、今生きている我々に何ができるかを問いかけているような気がしました。多くの方に読んでいただきたい一冊です。(宇花)
(6) ロンドンだより
ロンドンから活動に参加しているchieです。 今月はイングランドのおける社会的養護についてです。 日本では児童養護施設におけるケアが主で、里親や養子という選択肢はそれほど一般的でないのに対し、イングランドでは全く逆の構造となっています。1970年代半ばには、社会的養護が必要な子どものうち約40%が児童養護施設で生活をしていたのに対し、近年では14%まで減少しています。 その主な理由としては、過去に施設における虐待が多く発生し、社会問題へと発展したことや、里親による養育が施設における養育に比べて行政の負担が5倍近くも軽いということが挙げられます。 一方で、デンマークやドイツでは、より児童養護施設において養育される子どもの割合が多く、デンマークでは社会的養護の必要な子どものうち半分以上が施設で育つと言います。そして、社会的養護を受ける子どものうち、100人中6人しか高等教育を受けていないとされるイングランドに対して、デンマークでは、10人中6人という非常に高い数字を達成していることから、近年こうした福祉先進国から学ぶことの重要性が強調されており、専門的なサポートが可能である児童養護施設の利点も見直されつつあります。 こうした状況から考えますと、重要なのは養護の形態ではなく、親と一緒に暮らすことのできない子どもたちに対して、いかにして愛されて育つことのできる環境を提供できるか、ということであり、そのために改善していかなくてはならない点は各国における状況や文化などによって異なるのだと思います。 今の日本では、施設養護を小規模化することで家庭的な環境を推進すると同時に、里親やファミリーホームのような選択肢も増やしていくことが求められており、チャンスメーカーの皆様にはこのうちの前者をサポート頂いています。(chie)
(7) LIPメンバーからのメッセージ
第13回 S.K 私がLIPに入会して、半年以上が過ぎました。 活動を始めたきっかけは、学生時代に経験した児童養護施設でのボランティアです。友人と共に不定期に施設を訪問し、子どもとの交流やイベントの手伝いなどをしていました。しかし、子どもの貧困やその周辺の問題の根深さを知るにつれ、個人でできることの限界に気付かされ、結局うまく活動を継続することができませんでした。こうした苦い経験から、「子どもたちのために」といった思いだけではなく、地道に、現実的に行動することの必要性を感じ、チームで活動ができるLIPに入会致しました。毎週のミーティングなどでは、様々な考え方を持ったメンバーの意見が聞けて、とても良い刺激を受けています。自分一人でできることは小さいですが、これからも、このニュースレターを読んで下さっている皆さんたちとも共に、長く活動を続けて参りたいと思います。 (8) LIPの活動をお話させてくれませんか? 私たちLIPは、自分たちの活動や児童養護施設の課題を紹介できる機会を探しています。 各種勉強会やセミナー、イベント等、幹事様がいらっしゃいましたら、livinginpeace.edu@gmail.com までお気軽にご連絡ください。施設支援の輪が広がっていくことを期待しております。
(9) LIPメンバー募集のお知らせ
LIP教育プロジェクトチームは、一緒に活動してくれる仲間を募集しています。見学も随時受け付けておりますので、ご興味のある方は、下記フォームから是非お気軽にご連絡ください。http://goo.gl/de2nr
(10) お知らせ
平素よりLIP寄付プログラム「チャンスメーカー」をご支援いただきまして、誠にありがとうございます。
チャンスメーカーご登録時に領収書発行をご希望された方への2011年分領収書の発送は、決済システムの都合上2月上旬を予定しております。 何卒宜しくお願い申し上げます。
※LIPでは、Twitter、Facebookでも、イベント情報や活動の様子をお伝えしています。
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